囲碁きっず - reborn -のオンラインイベント用機能において、これまで表面化していなかった重大なバグが多数発覚しました。開発者一人でのデバッグでは気づけなかった、多人数利用時特有の問題と今後の展望についてお伝えします。がんばります。
3月19日の深夜、囲碁きっず - reborn -のオンラインイベントを企画してくださっているサークルの方々と、実際の画面を見ながら打ち合わせを行いました。しかし、その過程でオンラインイベント用に準備してきた機能に、10個ほどのバグが一気に見つかるという事態になりました。
一人でデバッグをしている分にはなかなか気づかないような問題が、実際の利用シーンを想定したテストによって浮き彫りになった形です。主に、イベント運営に欠かせない2つの機能で大きな不具合が生じていました。
一つ目の問題は「イベント会場」機能です。これは囲碁きっず - reborn -内に作成した「サークル・教室」のメンバーだけが入れる専用のロビー機能です。
通常のロビーと同様に、対局室の一覧表示やチャットができる仕組みですが、サーバーから届く「情報の通知(ブロードキャスト)」が正しく機能していませんでした。「誰が入室したか」「碁盤のどこに石が置かれたか」といった情報をその場にいる全員に同期させる仕組みが、イベント会場内では正常に動作せず、さまざまな異常現象を引き起こしていました。
二つ目は、オンラインイベント特有のニーズに応えるために作成した「複数ルームへの同時入室」機能です。
イベント開催中、運営者や参加者が他の対局を順に見て回る際、いちいち退室と入室を繰り返すのは手間がかかります。そのため、退室せずに別のルームを覗けるようにしたのですが、これがブロードキャストの仕組みと干渉してしまいました。
一人が同時に複数の部屋に存在することで、それぞれの部屋の進行状況や着手情報が混ざり合ってしまい、情報の「混線」状態が発生していたのです。
これらの現象は、一人で二役、三役とテストを繰り返していてもなかなか気づけない、多人数が同時に動く状況ならではの課題でした。
大勢でワイワイと賑わう囲碁の場をオンラインで再現しようとする、囲碁きっず - reborn -ならではの挑戦が生んだ「生みの苦しみ」とも言えます。
オンラインイベント準備中に発覚した大量のバグ個別空間「イベント会場」でのブロードキャスト不具合複数ルーム同時入室による情報の混線「ワイワイ楽しめる場」を目指すゆえの生みの苦しみ
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